個人年金ランキング

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個人年金のポイントは利率、節税、支払い方法

個人年金保険は利率の高さ+αで考える

 老後資金を保険で考える場合に、第一に考えるのが個人年金保険です。
⇒返戻率、利率のランキングはこちら

 公的年金にプラスして、年金がもらえるため、老後に安心感が出ます。

 銀行預金の低利回り(5年定期でも高くて0.12%)を考えると、高いところで0.2%を超える利率の個人年金保険の方が有利と考える人が多くなるのも当然かもしれません。

 ただ、個人年金保険は商品も多く、加入年齢や支払い開始年齢がバラバラで条件が異なり、どこが利率が高いのかもはっきり言えない状況です。

 2017年4月の保険料改正で、返戻率や利率が下がったこともあり、人気が下がり気味ではありますが、それでも、老後資金の貯蓄のためには、有利な商品です。

 その理由は、返戻率、利率以外のプラスアルファの部分です。

 第一が税金の優遇措置です。
 個人年金の支払い額に応じて、所得税と住民税を割り引いてくれる措置(生命保険料控除)です。効果がかなり高く、条件によっては10%を超える利回り効果となります。

 節税効果が高いので、年齢が高い人、年収の高い人はよりメリットがあります。保険なので、元本がある程度確定され、年収500万円くらいの方で、5%を超える利率の投資商品は、今のところありません。投資商品の一種と考えると効果的です。
 なお、定期預金等の利率からは、20%の利子税がかかりますが、個人年金保険の運用益には、そういった税金はかかりません。


 第二が支払い方法です。
 まず第一の方法が、据置期間を利用して、早期に支払いを終えることで、利率を上げる方法です。明治安田生命の年金かけはしで使われている方法で、毎月の支払い金額は若干高くなりますが、65歳開始の年金を55歳までに支払いを終えることで、10年間の据置期間を作り、運用期間を長くして、利率を上げる方法です。

 もう一つがクレジットカードの利用です。住友生命のたのしみワンダフルのように、クレジットカード払いが可能な保険は魅力的です。カード払いするとポイントが貯まります。例えばリクルートカードならば年会費無料で1.2%のポイントが付きます。これだけでも、通常の利率を超える効果があります。

→カード払いできる年金保険はこちら

 最近では、外貨運用できる個人年金にも注目です。
 マニュライフ生命のこだわり個人年金は、ドルベースで運用でき、2.90%の運用利率(2018/4/1契約)が予定されています。為替レートの変動はあり、ぜったい元本保証というわけではありませんが、生命保険料控除の適用もあり、検討してみたい保険です。

 まとめですが、個人年金保険は、預金より高い利率以上に、税金の優遇等での効果が高い金融商品だと思います。老後資金の備えの一つとして、人気の高い理由はおそらくこういうところです。

 当然ですが、個人年金の加入はお早めに!早く加入するほど、利息は大きくなります。


個人年金保険の利率ランキング

 利率等を揃えるため、35歳あたりを基準に利率等の計算をしています。シュミレーションができない場合は、公式サイト掲載の利率等で表示しています。比較できるよう返戻率も表示しています。

 マニュライフ生命のこだわり個人年金は米ドルベースでの利率となっています。受取時の為替レートにより返戻率が変化するため、返戻率を省略しています。

 ※商品名をクリックすると、詳細を見ることができます。スマホの場合は、横にすると見やすくなります。

会社名
商品名
利率
(返戻率)
月払保険料 契約年齢 支払い開始
マニュライフ生命
こだわり個人年金
米ドル2.90%
生命保険料控除対応
1万円~ 0~60歳 15・20・25年後
明治安田生命
じぶんの積立
約1.00%
(約103.0%)
5000円~ 18~65歳 10年満期
住友生命
たのしみワンダフル
約0.305%
(約106.3%)
カード払いOK
生命保険料控除対応
1.5万円 0~75歳 65歳
明治安田生命
年金かけはし(据置期間あり)
約0.283%
(約105.9%)
生命保険料控除対応
1万円 20~55歳 65歳
第一生命
積立年金「しあわせ物語」

5年ごと利差配当付 個人年金保険
約0.263%
(約104.71%)
生命保険料控除対応
1.5万円 0~80歳 65歳
日本生命
みらいのカタチ
約0.249%
(約105.1%)
生命保険料控除対応
19022円 7~65歳 60歳
ソニー生命
5年ごと利差配当付 個人年金保険
約0.231%
(約104.1%)
生命保険料控除対応
32,010円 15~50歳 60歳
明治安田生命
年金かけはし(据置期間なし)
約0.216%
(約105.2%)
生命保険料控除対応
1万円 20~55歳 65歳
三井住友海上あいおい生命
個人年金保険
約0.016%
(約100.3%)
カード払いOK
生命保険料控除対応
8307円~ 16~49歳 65歳

(記載している保険料および保障内容等は2018年3月2日22時現在のものです。)


個人年金おすすめランキングTOP3(利率・返戻率ランキング。2018/3調べ)

 個人年金を利率および返戻率でランキングにしました。
 条件をそろえるため、男性30歳での契約条件にそろえて計算しています。

 生命保険料控除、カード払いのメリットが大きいので、住友生命のたのしみワンダフルが第一候補になります。

 利率重視であればマニュライフ生命のこだわり個人年金、資産の一部の運用を外貨で考えているならこの保険、節税にもなります。

 なお、個人年金保険ではありませんが、個人年金保険以上の利率なので、明治安田生命のじぶんの積立を3位にしています。10年満期ですが、元本保証で利率が1%とかなり高くなっています。

 ※かんぽ生命は、販売がなく、ソニー生命、あんしん生命、アフラックの個人年金保険が販売停止、売り止めとなっています。


1位 住友生命のたのしみワンダフル

返戻率 約106.3%(65歳開始)
年金
タイプ
確定年金
クレジット
カード
利率 約0.305%(65歳開始)
加入年齢 0~75歳
生命保険料
控除
あり

 住友生命の個人年金「たのしみワンダフル」は、年金保険ならもっとも利率が高い保険。月額1万5000円以上の積立でたのしみランクの適用を受けて、上記の利率になります。生命保険料控除の適用があるほか、カード払いも可能なので、いま個人年金を選ぶならコレという感じです。



詳細はこちら

2位 マニュライフ生命のこだわり個人年金

返戻率 米ドル200.88%
豪ドル212.36%
※シュミレーション25年経過時
年金
タイプ
確定年金
クレジット
カード
不可
利率 米ドル2.90%
豪ドル2.85%
加入年齢 0~60歳
生命保険料
控除
あり

 外貨で運用する個人年金。為替レートの変動があるため、元本保証はされないが、米ドルで2.90%、豪ドルで2.85%の利率は魅力。外貨MMFやFXなど、外貨運用を考えている方に。生命保険料控除の適用もあり。



詳細はこちら

3位 明治安田生命のじぶんの積立

返戻率 約103%
年金
タイプ
年金保険ではなく積立保険
クレジット
カード
不可
利率 1.00%
加入年齢 18~65歳
生命保険料
控除
なし

 個人年金ではないので節税効果などが生み出せませんが、元本保証で利率が1%なのは大きな魅力。安全に老後の資金をためる手段の一つに最適です。ちなみに10年満期の保険なので返戻率は低くなります。



詳細はこちら


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個人年金保険のポイント、節税

 個人年金保険の大事なポイントは節税ができることです。サイトの最初にも触れましたが、個人年金保険の利率以上に効果が大きく、所得税だけでなく、住民税も節税することができます。

 毎月1万円積み立てるタイプの個人年金保険では、生命保険料控除の上限いっぱい4万円の所得控除がうけられるので、年収600万円、所得税の税率20%の人で、所得税が8000円、住民税が2800円と、1年10800円の節税を得ることができます。年間12万円の積立で、10800円の節税ですから、かなりの効果となります。
→生命保険料控除の節税効果について

 もうひとつ効果的なのが、確定拠出年金です。個人型確定拠出年金ができ、加入者の範囲がぐんとひろがりました。年収600万円の人であれば、月23000円の積立で、年間276000円の所得控除が受けられ、所得税、住民税あわせて、毎年82800円の節税効果となります。

 老後のために投資信託などで投資をするのであれば、確定拠出年金が断然有利になります。
→確定拠出年金(iDeco)について


個人年金保険の終身タイプについて

 個人年金保険には、終身年金タイプもあります。
 日本生命のグランエイジ、第一生命のながいき物語がそれで、満額まで払い込めば、一生涯、年金保険として受取が可能というものです。

 一生涯受け取れるという点は有利ですが、90歳以上長生きしないと、両保険ともに元本割れしてしまいます。
 長寿に自信があれば検討してみてもいいかもしれません。
→個人年金保険の終身タイプについてはこちら