保険会社の格付けとソルベンシーマージン比率
当サイトで紹介している保険会社の格付けとソルベンシーマージン比率を一覧にしました。格付けはA以上が安定的、ソルベンシーマージン比率は200%以上が指標とされています。
会社名 | S&P | R&I | ムーディーズ | ソルベンシー マージン比率 |
---|---|---|---|---|
ソニー生命 | AA- | AA | Aa3 | 2358.7% |
かんぽ生命 | - | - | - | 1623.4% |
三井住友海上あいおい生命 | A+ | AA- | - | 1264.9% |
明治安田生命 | A | AA- | A1 | 945.5% |
住友生命 | A | A+ | A2 | 888.2% |
アフラック | AA- | - | - | 775.2% |
S&P-スタンダードアンドプアーズ
R&I-投資情報格付けセンター
ムーディーズ-ムーディーズジャパン
ソルベンシーマージン比率とは
ソルベンシーマージン比率とは、保険会社の保険等の支払い能力の充実の状況を示す比率で、1995年の改正保険業法で導入とされた指標です。保険会社の健全性を示す指標とも言われます。
保険会社は、その契約上、予期せぬ大規模の損害などが発生した場合でも保険契約者に対して、保障をする必要があります。そういった場合にどこまで耐えられるかを示す指標になるのがソルベンシーマージン比率になります。
計算式としては、ソルベンシーマージン総額(広義の自己資本額)÷(通常の予測を超えるリスクX0.5)X100=ソルベンシーマージン比率となり、結果的には自己資本の多さが健全性を示すことになります。
また、上記の自己資本には有価証券の含み益が含まれることから株式相場の下落などが起きると、保険会社保有の株価の減少を招くことから、ニュースなどでクローズアップされることがよくあります。
ソルベンシーマージン比率は、200%を下回ると金融庁から早期是正措置がとられることとなります。200%を超えていれば、安全とみなされるのですが、200%前後で破綻した保険会社の例があることから、安心できる数値とは言い切れません。
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