老後のつなぎ資金、生活の保障のためニーズが増える個人年金保険
個人年金保険とは、60歳から、65歳からなど、あらかじめ決められた年齢から、一定期間、毎年、年金として、一定の金額を受け取ることができる保険のことです。
年金としては、公的年金として厚生年金、国民年金がありますが、支給開始年齢が60歳から65歳に延期されたことにともない、一般的な退職年齢である55歳以降の生活に対するつなぎ資金としてのニーズや、公的年金の金額が少ないことによる生活水準維持のための老後の生活を補完するものとしてのニーズもあり加入者が増えています。
単なる運用以上の有利な税金の控除
ニーズが増える個人年金保険ですが、国も将来の年金不安を見越してか、個人年金保険に優遇をしており、税額控除を受けることが可能になっています。
サラリーマンであれば、年末調整等で見る機会があると思いますが、個人年金保険の生命保険料控除という控除があり、年間最大4万円分の所得税の控除を受けることができます。
生命保険料控除については、一般の生命保険に対する控除もありますが、それとは別です。
最大4万円分と言うと、所得税が4万円、引かれるのかと思うかもしれませんが、そうではなく、4万円X所得税の税率分が実際の控除の金額となり、600万円の年収のサラリーマンだと、20%くらいなので、8000円分、税金が安くなるイメージです。
少ないように思うかもしれませんが、一般的な個人年金保険の掛金が月1万円であることを考えると、8000円/12万円=約6.6%となり、どの金融商品よりも高い利回り換算となります。
生命保険料控除がある点だけでも、有利な金融商品と言えるかもしれません。
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