ソニー生命の米ドル建て一時払終身保険-9年で解約返戻率が110%超え
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ソニー生命が発売する老後向けの外貨で運用する一時払い保険が、米ドル建て一時払い終身保険です。
一時払いをする終身タイプの生命保険ですが、メインは、老後を見据えて、高めの解約返戻金です。
1万ドル(約113万円)で50歳から加入可能ですが、ドルベースで9年後の解約返戻率が110%超え、14年後に120%を超えます。
資産の余裕も出る50代から考えたい保険です。
(記載している保険料および保障内容、為替レート等は2018年11月22日22時現在のものです。)
ソニー生命の米ドル建て一時払い終身保険はこんな保険
ソニー生命の米ドル建て一時払い終身保険は、死亡保障とともに老後に備える終身保険です。
個人年金保険とはタイプが違いますが、高い返戻率で、老後の運用に使える保険です。
1万ドル(約113万円)から加入可能で、加入時に全額一時払いをして、支払った保険金は運用され、死亡保険金額とともに解約返戻金額も増加します。
保険開始後、約4年間は元本割れしますが、5年目以降、解約返戻率が100%を超えて、9年後に返戻率が110%を超え、14年後には120%を超えます。
死亡保険金は15年目の第1保険期間で頭打ちとなりますが、解約返戻金は、それ以降も運用は継続、21年後には返戻率が約130%を超えます。
為替レートの変動は受けますが、政策金利が2018年11月現在2.25%の米ドル建てという分、高い利率で運用できます。
老後のために全額預けるのはリスクがありますが、資産を円だけでもつリスクヘッジにもなります。
なにより、高い返戻率が魅力です。
死亡保険金額と解約返戻金額の推移
ソニー生命の米ドル建て一時払い終身保険の死亡保険金額と解約返戻金額の推移です。
当初4年間は、解約返戻金額は、元本に対して、マイナスとなりますが、5年目以降はプラスになり、死亡保険金額とともに増加していきます。
50歳男性が10万米ドルを預けた場合のシュミレーションです。(単位は米ドル)
保険年度 | 年齢 | 死亡保険金額 | 解約返戻金額 |
---|---|---|---|
1年 | 50歳 | 100,000 | 94,454 |
2年 | 51歳 | 104,887 | 96,335 |
3年 | 52歳 | 109,774 | 98,242 |
4年 | 53歳 | 114,662 | 100,172 |
5年 | 54歳 | 119,549 | 102,123 |
6年 | 55歳 | 124,437 | 104,093 |
~ | |||
9年 | 58歳 | 139,009 | 110,086 |
~ | |||
14年 | 63歳 | 163,536 | 120,068 |
~ | |||
16年 | 65歳 | 173,311 | 123,836 |
~ | |||
21年 | 70歳 | 173,311 | 132,928 |
5年目以降プラスになった後は、解約返戻金が上昇していきます。
解約返戻金を受け取る年数により、利率に違いが出ますが、約1.2~1.4%の利回りでの運用となります。
高い利率が外貨建ての強みとなります。
ソニー生命の米ドル建て一時払い終身保険のポイント
- 外貨で運用することで高い利率を実現
- 9年で返戻率が約110%、14年で返戻率が約120%
- 外貨預金、外貨MMF、FXなどと比べて、税制などで有利
- 生命保険なので、利子税がない
- 特約で年金の様に受け取ることもできる
- 5年ごと利差配当付年金支払い特約を付加することで、年金で受け取ることもできる
- 為替変動に注意
- 受取時の為替レートによって、元本割れする可能性あり
加入年齢、クレジットカード払いなどの条件
契約年齢 | 50歳~90歳 |
---|---|
取り扱い保険金額 | 1万ドル~円換算で3億円 |
支払い方法 | 一時払い |
契約者貸付 | 解約返戻金額の所定の範囲内で可能 |
年金での受け取り | 5年ごと利差配当付年金支払い特約を付加することで可能 |
クレジットカード払い | 対応していません |
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